2016年1月25日月曜日

中国のお話 日本のTVを見る

前回、日本のTVを見るための動画再生アプリ(サイト)をご紹介しましたが、1年半前とは多少事情が変わったこともあり、再度ご紹介します。
長期出張者は泊まるホテルによりますが、多くは日本のTVはNHKしか映りません。
そこで中国アプリを使用して日本のTVを見ます。
動画ファイルを再生するので録画してみるのと同じです。
日本で見逃したTV(ドラマやアニメなど)は中国語の字幕付きで1日遅れくらいで視聴することができます。
残念ながら著作権にうるさい日本からは視聴できないようになっています。
以下のアプリ(Webサイト)を使用します。
・土豆
・youku


以前は、中国で検索してヒットすれば視聴できたのですが、今回はちょっと違っていました。
会員登録して、視聴料を払わないと見れない動画ファイルがあります。
中国ではアリババという企業が急成長し、これらの動画サイトを傘下に収めました。
アリババは日本との関係も重視しているので、著作権に引っかかる動画は削除、または日本との提携を始めています。
動画ファイルを再生すると中国のコマーシャルや日本のコマーシャルが流たりするものもあります。
人気のあるものは有料で会員登録&支払をしなければいけないものもありました。
見れるファイルが限定されたり、ちょっと面倒になりました。
ファイルの削除も定期的に行われているようです。

会員でないと見れない(もしくは広告がスキップしない)ものもあるようなので会員登録してみました。
でも、1つ1つ登録するのは面倒なので、ネットで検索したらQQと言う中国版lineのようなものがあってそちらのアカウントが共通で使えるようです。
でアカウントを取得して試したところQQアプリの中国版がインストールされていないといけない。
残念ながら日本のストアでインストールすると日本語版しかダウンロードできないということが判明。
結局最後は会員登録しても「有料です」と言うメッセージが、という落ちでした。

一つ良くなった点は検索エンジンが優秀になって、日本語でもかなりヒットするようになっていました。
(以前は日本語で見つからない場合は英語で検索していた)

後、今回活躍したのは EZCast


アマゾンで3000円以下で購入できます。
USBメモリより一回り大きいくらいで、スマホ(ios/Android/windows)からの映像をHDMLへ出力できます。
簡単に言えばスマホから無線LANで液晶テレビに画面を表示できるということです。
中国製ということもあり、iosであれば、土豆・youkuで再生すると自動的にDLNA出力に切り替わる動画もあります。
切り替わらない動画であればairplay(ミラーリング)で出力します。
Android の場合はmiracast(ミラーリング)で出力するか、動画ファイルはDLNAで出力できます。
面倒なことと言えば、USB電源が必要なことと設定アプリのインストール、wifi環境が必要なことです。
一度日本で動作確認することをお勧めします。
これで中国にいて日本のドラマやアニメを見たい時に液晶テレビで見ることができます。


あと、パナソニックやソニーのブルーレイHDD録画機の外出先視聴は全滅でした。
TVerもダメでした。
録画一覧は出ますが再生すると「ネットワークに問題あり」または「応答なし」で見ることができません。