2016年1月23日土曜日

中国のお話 百度地図2016

以前の中国出張時のブログでご紹介した必須アプリの百度地図がバージョンアップしました。
百度地図アプリの超便利機能、オフライン地図のインストール手順(メニュー指定方法)が変わってしまいましたのでそこを中心に解説します。

まずはおさらいです。
百度地図アプリは中国の地図を表示するアプリです。
日本ではGoogleMapが有名ですが、Googleが中国から撤退しているので中国の地図はかなり古く都市部などは実態とかなり違うものになっています。
中国では中国全土をカバーする電子地図、百度地図が変わりに役目を果たしています。
しかも、一度オフライン地図をダウンロードすればインターネットに接続しなくても見ることができます。
日本や現地のホテル(WIFI有)でダウンロードしましょう。
中国のスマホユーザには常識のソフトになっています。
近くのwifi電波や携帯基地局からおおよその自機の現在位置も表示してくれます。
ただ、今回の渡航で機種によって位置測定に差があることもわかりました。
どうも、自機の中で位置測定計算が可能な機種ではきちんと位置測定できるようです。
でも、インターネット上に情報を送信してサーバで計算、自機で位置情報を受け取る方式だとダメみたいです。(カタログからでは判別不可?)
その場合はネットに接続すれば自機の位置情報を確認できます。
(ローミングでモバイルネットワークに接続すると1000円/日くらいかかるようなので注意)
ネットに接続しなくてもオフライン地図は問題なく使えます。
私の ipod touch / z ultra は問題なくできましたが、同僚のスマホは現在地位置測定がダメでした。

ダウンロード地図は略図と詳細があって詳細は地域ごとにダウンロードできます。
私は
・全国概略地図含
・上海市(詳細)
・蘇州市(詳細)
をダウンローして使用しました。
全国詳細もダウンロードできますが1.4GBあり、しかも地図データが更新されるとそのダウンロードも半端じゃないので必要なものだけダウンロードしましょう。

まず、アプリケーションをインストールします。
AppleStore や GooglePlay で 「百度地」で検索します。
アプリ名が「百度地图」なので「図」まで入れるとヒットしないかもしれません。

アプリを起動すると位置情報の確認があるので「OK」を押します。
広告が表示される場合は右上に X を押します。(「閉じる」のバッテンが小さいので注意)

日本でインストールすると真っ白な地図が表示されることがありますが現在位置が日本なので中国アプリには表示されません。
地図を縮小表示すると日本/中国大陸が見えてきます。

ここからは地図のダウンロードです。
ダウンロードしておくとモバイルネットワーク(LTE/3G)をOFFにしても地図が表示できます。
私は
・全国概略地图包
・上海市
・苏州市 (江苏市)
をダウンロードしました。

以下、手順の画面です。(赤枠の部分を押してください)

これが百度地図のアイコンです




ここで必要な地図の右側のダウンロードアイコンを押します

ダウンロード状況が確認できます