2007年2月27日火曜日

いちご煮

去年の今頃、仕事で八戸に一週間ほど行っていました。
思っていたほど雪もなく(雪かきした雪が角に残っている程度)天気に恵まれ良かったです。八戸の前に一戸とか二戸とかあるの知ってました。私は初めて知りました。
この仕事のためにマイクロソフトの試験を2つも受けなければいけないことになってしまい、1月はこの試験の為に苦労しました。仕事の準備もしなきゃいけなかったし。
この時期、学校では、1月に実技テスト、2月に3期テスト、3月に進級テストと続いていたので大変。しかも予定を組んだときに3期テスト後にも授業があるのを知らなくて1週間学校を休んでしまいました。このとき、進級試験用のプリントを宿までFAXを送ってくれたクラスの人がいたり、医療系の学校はいい人ばかりですね。



八戸の名所は「八食センター」という市場&おみやげ屋さん。仕事先のお客さんが「折角だから」と案内してくれました。そこで「いちご煮ご存じですか」と聞かれ、いろいろ説明していただきました。帰りに買って帰ったのは言うまでもありません。
いちご煮ってどんなのだと思いますか。多分、苺を煮た汁物を連想しますよね。でも違います。いちご煮はアワビとウニを煮た潮汁です。おみやげ用に缶詰で売っています。ちょっと宿の周りを探してみましたが食べさせてもらえるお店はなかなか無いようですね。
つい最近になってこの缶詰を食べてみました。アワビのダシが効いていて結構おいしいです。でもウニはやっぱり煮ないで生の上にアワビの潮汁だと最高かなと思います。
後、名物は「八戸えんぶり」っていうお祭り、行ったときにちょうどやっていました。
でも料金を取られるのでパスしました。



2007年2月26日月曜日

会社勤めと健康

会社を辞めてから大きく変わったことがあります。それは血液検査の値。



会社にいた頃は「中性脂肪」「血糖値」「脂肪肝」は毎回のように言われていました。しかし、会社を辞めてからは高脂血症気味ではあるけど、脂肪肝はほとんど正常、血糖値も何も言われなくなりました。以前は、血糖値は毎回のように再検査(砂糖水を飲むやつ)を言われ無視し続けていました。
やっぱり外食が多いと偏った食事なるし、ストレスから間食はするしで体には良くなかったと実感します。一度、検査前だけ甘い物を減らしたりしましたが、あれって2~3ヶ月前の状態が分かるんですよね。糖と結合したヘモグロビン(赤血球)の量を量ると。



ここでちょっとうんちくです。
普通はヘモグロビン(赤血球)は肺で酸素と結合して個々の細胞で酸素を渡して2酸化炭素を受けとるサイクルなんです。赤血球は腎臓で作られるエリスロポエチンというホルモンの指示で骨髄の幹細胞が赤血球になり、最後は脾臓で破壊さます。
その間約120日の寿命。赤血球は、普段は糖と結合しないんですが長い時間、糖が多いと結合してしまうのです。つまり2~3ヶ月前の状態が分かってしまうと言うことですね。



2007年2月19日月曜日

3期試験終了

今日で3期の試験が終了。とりあえず「ほっ」と一息。
最近はハッピーマンデーの影響で火曜日から始まって月曜日に終わるという変則的なスケジュールになることが多い。
最終日の前日、つまり昨日の晩にクラスでメールが飛び交っていた。明日(今日)の試験範囲の確認。
「なんで?」と思う人も多いかもしれない。名誉のために言っておくが生徒は悪くない。
例えば「ここは出します」「ここは読んでおけばいい」という言い方をすると「読んでおけばいい」を、ここから出すのか出さないのかが人によって判断が違うのだ。
更に先々週は「ここは範囲に含まない」と言ったのに先週(試験直前)は何も言わなかったりと、「どっち?」となるのである。最終メールは1時半くらいだったようだ。
自分の中では「こう」と思っていても、人と話をすると不安になる。
なぜか試験範囲の話になるとやたら早口になる先生が多い。



もう一つ、この学校の試験で不満がある。それは試験の答案を返してくれなかったり解答をやらない先生が多いこと。全ての先生がどちらかでもして頂けると助かる(して頂いている先生もいらっしゃいます)。学校の試験ではどこが間違ったかが重要では?と思うのだが。



話は変わるが、ある試験の朝、学校に行く途中に他のクラスの人とたまたま会って、駅から学校まで歩きながら話をした。
「大量の暗記をゴロで覚えて試験勉強するの、変だと思いませんか?」と聞かれてその通りだと思った。「鍼灸学校なんてそんな感じなんだから入るのやめなよ」と入る前に人から言われたことがあるそうだ。
私は基本的にゴロは使わないようにしている。でも今までで「嗅いで視る...」と「ミナトク」はゴロで覚えた。両方とも脳神経のゴロ。今だったらゴロ無しでも大丈夫かもしれないが、その当時は全然理解できなかった。そして今回も脈診はゴロで覚えた。何故?って、当時も今もゴロで覚えるの前提の授業で丸暗記しかないから。
ちなみに相手の人もゴロで覚えているのは見たことが無く、ちゃんと理解して覚えている。60近いお年なのに素晴らしい。専門学校って大学よりレベルが低いって思う人、多いと思いますがうちの学校は早稲田とか慶応とか出てる人が多いし、薬学部や体育系大学を出ている人もいる。



この後に進級試験が待ちかまえている。1年間の全科目が試験範囲。落ちたらもう1度2年生。



2007年2月4日日曜日

脳梗塞

私は1年半前に脳梗塞で入院しました。
この学校に入って直ぐの頃でした。ちょうどその日は運動会、朝起きたら右手に握力が無く鞄を持っても落としてしまうのです。「寝違えたのかな?」と思い運動会へ。運動会で借り物競走に出場して、3回も転んでしまいました。今にして思えば右足がうまく動かなくて転んだのかと思います。クラスの看護師さんに「病院行った方が良いよ」と言われて病院へ。実は運動会の前日に家の近くの病院へ行って「総合病院の紹介状」をもらっていたのです。その半年くらい前から指先と顔半分に痺れがあってそれで「神経系かもしれない」と言われ紹介状を書いてくれたのでした。でもそのときは右手も大丈夫で「そのうち行けばいいや」と思っていた次の日(運動会の日)に脳梗塞。更にその次の日に総合病院へ行ったら即入院、おトイレ以外はベットからから出るの禁止という状態に。右手が動かない以外は痛みも無いので今ひとつ実感がありませんでしたが、それから2~3日、右手がスプーンすら持てない状態が続きかなりショックでした。大金払って入学したばかりで、ご飯を食べることすらままならない状態。結構真剣に悩みました。今でも右手で細かい動きをさせると手の甲にサロンパスを張ったような冷たい痺れがあります。これは神経症特有の痺れだそうですね。そう言えば、学校入学時から頚椎症で学校を休んでいる人がいました。私と同じような痺れがあるそうです。
入院は約10日間、本当はもう少し入院していてほしかったみたいですがちょっと強引に退院して、次の日学校へ行きました。東洋医学概論のテストがあったんですよね。病院では時に「安静」とは言われてなかったのですが学校で「安静って言われてない?」聞かれたので「普通は安静かな?」と思って「言われました」と答えたところ、学校では責任持てないから」と帰宅させられてしまいました。後で聞いたら特に安静でなくても良かったみたいです。退院したら「薬くれるところがあれば通院しなくて良いよ」と言われ、通院は2~3回しかしていません。一応、脳梗塞で入院と言うことでしたが詰まった場所も何が詰まったのかも検査では分からなかったのです。血管も血液も異常なしということで原因不明です。(動脈硬化と言われるよりいいけど)
私くらい症状が軽い(命に別状が無い)人には研修医みたいな人が付くようです。私の主治医?は若いかわいい女医さんでした。早く退院してちょっと損したかなと後悔することも。その人、私が入院している間、毎日病院に来ていました。「お休み無いんですか?」と聞いたらほとんど休みが無く朝から深夜までいるそうです。お医者さんは大変ですね。
退院してから半年くらいは字がまともに書けない状態でしたが「ここまで動くと特にリハビリテーションは必要なし」と言うことで日々の生活がリハビリテーションになりました。今でも細かい字はちょっと苦手です。退院してから学校に通うまでの一週間、毎日TVゲームをしていました。私の場合、右手の親指と人さし指(正中神経?)がうまく動かなかったのですがTVゲームは右手の親指と人差し指を使うんですよね。最初はゲームも出来ないのかと思っていましたが数日経つとそれなりに動くようになってちょっと嬉しかったりしました。
この入院で一番感じたことは、数十年後、年をとって体の自由がきかなくなると今回みたいに自分でご飯を食べるのもままならない日が来るのかな?ということです。皆さん老人はいたわりましょう。