2008年8月7日木曜日

今度、私の執筆した本が出版される。
「オブジェクト指向」の本、コンピュータの設計の本。
予定は9月末。
でも、今までも遅れてきたので実際はちょっと先になるかも知れない。
「オブジェクト指向」って何?って言う人もいると思うので簡単に説明すると、コンピュータのプログラムを作るとき同じようなプログラムをコピーして沢山つくることが多かった。
しかし「オブジェクト指向」の技術で設計するとコピーしなくても1つのプログラムで済ませることができるようになる。
今までの技術でも共通ライブラリなどで本数を少なくすることが出来たが、どうしてもコピーして作成しなければならない部分が多くあった。
単純に考えればプログラムの本数が1/100になると開発費も1/100になる。
そのための技術を解説した入門書。
国家試験も近い3年生の春休みと夏休みを費やして書いた。
そして今日、チェック用のゲラが届いた。
校正の終わったゲラを見ると、自分で書いたはずの原稿なのに自分が書いたものでないような感じがする。
後、出版関係で面白かったのは編集部ではなく営業部が主導権を握っていること。
営業が本のタイトルや価格、発売時期を決める。



話は変わるが、要らないけど捨てられない本が場所をとって困っている。
医療関係の本。
国家試験が終わった今、要らない本も多い。
学校の先生が「治療院を開いたときに教科書を専門書のように置いておくと見栄えが良い」というので捨てずにとってある。
学校の行き帰りに重いと言う辛い記憶のある教科書、どうしたものか?
「なぜ?どうして?」シリーズも捨てるに忍びない。
ほしいという人が譲ってもいいかな?



更に話は変わるが他にも要らないけど捨てられない本がある。
MSUのテキスト。
マイクロソフトが作成したプロフェッショナル向けの教材。
特筆すべきは演習データ。実機で演習をするので実践さながらの経験ができる。
この教材は20万~30万のコースを受講しなければ手に入らない。
私には今更必要ない(自分が教えていたコースなので)が2度と手に入らないと思うと捨てられない。



本は書くのも捨てるのも大変。



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