2008年3月29日土曜日

産業廃棄物

国家試験も何とかクリアして、いよいよ、鍼灸あん摩マッサージ治療院を開設できるようになりました。
実は以前から気になっていたことがあります。
それは、鍼の捨て方。
血液付着物、鋭利なもの、汚染されたものなどは感染性廃棄物として産業廃棄物になります。
学生時代からまわりの人にいろいろ聞いてみると、
・XXに入れてXXごみとして捨てる
・近くの薬局に持っていくと捨ててくれる
など、話がありましたがどれも「大丈夫かな?」と思うような話ばかり。
薬局はともかく知り合いにお医者さんがいればお願いできるかもしれません。
でも気軽にお願いできるようなところはなかなか無いと思います。
ある先生から業者さんがあることを教えていただきました。
興味のある方は問い合わせしてみると良いでしょう。
でも説明を見るとkg単位で依頼するようなので個人でやっている鍼灸師にはちょっと出しづらいかもしれません。
何人か共同で集めて依頼すると良いかもしれませんね。
会社名は コスモ理研株式会社 です。



http://www.cosmo-riken.co.jp/



あと、産業廃棄物とは関係ありませんが開業されるかなはいろいろ揃えないといけないという人も居るでしょう。
そう言ったお店をご存じない方は「医道の日本社」や「からだはうす」に当たってみると良いかもしれません。



http://www.ido-netshopping.com/
http://karada.co.jp/



楽天やyahooを探してみるのも良いと思います。



2008年3月27日木曜日

国家試験_合格発表

先日、3/25(火)に国家試験の合格発表がありました。
事前の自己採点(学校が作成した解答)を行っていたので大体の点数は分かっていたものの、何かのうっかりミスで落ちているかもしれないという不安もあり、やはりドキドキです。
発表は午後2時から。
厚生労働省の庁舎とホームページ、および東洋療法研修試験財団のホームページ上で発表されます。
合格者の受験番号と共に解答もありました。
学校でもその発表を受けて、ちょっと遅れて3時から校内に掲示が行われます。
うちの学校では去年に比べて合格率が良かったようです。
学校で合格を確認した後、免許申請に必要な診断書を受け取ります。
注意するのは診断書の有効期限が1ヶ月と短いことですね。
戸籍または住民票は6ヶ月有効です。
今回は3免許あるので、これらの書類は更に2枚コピーをとっておく必要があります。
免許申請に必要な書類の記入と免許税(収入印紙)/手数料(振込み)の支払いを済ませ、簡易書留で郵送すれば後はしばらく待つのみです。
免許は1ヵ月半掛かるので、早く免許登録の確認を行いたい人は「登録済証明書」を貰うことができます。こちらは2週間くらいで届きます。
ちなみに免許税は9000円。手数料は5200円。
どちらも1免許の金額です。
個人開業する場合は更に開設届けまたは出張専門届けを知事宛に提出します。
ま、許可ではなく届けなので出すだけですけど、治療院の名前だけは要注意ですね。
病院と間違えるような名前はNGです。
これから治療院の名前を考えなければいけません。



2008年3月9日日曜日

就職説明会

先日、学校の就職説明会があった。
うちの学校では今年初めての就職説明会。
そう、今まで就職に対するサポートは職員室の脇に張られている掲示のみだったのだ。
鍼灸学校も規制緩和で新設校が乱立し、危機感があるのだろう。
説明会は平日で、以下のスケジュールで実施された。



12:00~13:00 各企業のブースの閲覧
13:00~16:00 各ブースでプレゼンを聞く



まず、ブースに分けられた各企業のポスターや掲示物を見て回る。
各ブースは3人が座れるくらいのスペースが確保されている。
気に入ったところがあれば後から担当者に自分で連絡する。
学校は基本的に説明会以降感知しないし、生徒の情報も渡さないので企業からの連絡はない。
思ったよりも参加者が多く、生徒は150人近く、企業も50社くらい来ていた。
スーツを着た人や普通の私服の人、様々だった。
もっとも教員養成科や研修生になる人も来ていたので、必ずしも正社員を望んでいる人ばかりではないのだろうと感じた。
採用側もパートのみの採用というのもあった。



各ブースには柔道整復師/鍼灸師/あまし師のシールが張ってあって募集対象の各資格がわかるようになっている。
ただ、鍼灸師と書かれていても実際は「マッサージを覚えてもらう」と言うところもあったようだ。
多いのは接骨院/スポーツ/介護系。
その次に鍼灸治療院。
ポスターやパンフレットで目立ったのはやはりエステ/癒し?系。(基本的に女性が中心)
数は少ないが医療機器メーカや病院もあった。



プレゼンが始まって気づくことを数点。
・うちの学校の卒業生が行っているところが基本的に多い。
・プレゼンを聞く人は特定の場所に集中する
 かわいそうだけど、ほとんど人の来ないところもあったようだ。
・柔道整復師/あまし師/鍼灸師の順で就職先/金銭面で有利
・医療機器メーカ/病院は基本的に営業や事務職扱い



最後に、採用側の人の中にクラスメイト(家が接骨院)の人やいろいろな勉強会や研修でお見かけしたことのある人も居て、そう言った会に参加して面識を広げることも就職への間口を広げる1つの手段だと感じた。



2008年3月3日月曜日

国家試験_受験票

2月14日(木)、受験票が学校から配布される。
私の受験番号は50XXXの5桁の数字。
周りの人の受験番号を確認すると学校単位で申し込んではいるが連番ではなかった。
番号は地域別の生年月日の月日順に、月日が同じ日の場合は年齢の高い人が若い番号になっているようだ。
したがって、学校単位でまとまった席にはならない。
それと受験票には写真は貼っていない。
ちなみに受験票を忘れても受験できる。
当日、再発行してもらえる。
写真が貼られていないのでできることですね。
ただし、受験番号は覚えておきましょう。
携帯に入れておくと良いです。



2008年3月1日土曜日

国家試験_申込編

あまし、はりきゅう国家試験が終わりやっと一息つきました。
折角なので国家試験にまつわる情報を申し込みから順に説明していこうと思います。
私も受験する前はいろいろ心配な部分も多かったので、これから受験する皆さんの参考にしてください。
今回は第一回として申し込み編。



申し込み書は学校で配布されて授業の中でその場で書いて提出します。
申込書は、はり師/きゅう師/あまし師と3通。更に受験票(3つの資格共通で1枚)。
当然、その前に準部する物があるので事前にそろえておきます。
・写真(6cm×4cm)
・戸籍抄本
・最終学歴の確認
・受験料(+卒業見込み証明書と卒業証明書の発行手数料)



ここで気になるのは戸籍抄本。
実は受験申請には必要ありません。
しかも卒業試験に「受験申し込みに必要な書類はどれか?」って出るんですよね。
ここで戸籍抄本を選ぶと誤りになります。
これは名前を戸籍と同じ字で記入しているかの確認の為に使用するので申し込み自体には必要ないのです。
もっとも、合格した後の免許申請時には必要になりますが。



この書類を学校側で内容を確認して、協会の方へ送ります。
以前は大安吉日に送っていたそうですが最近は提出日が決まってしまっていて12月中旬に出すそうです。



後、受験料ですが、1科目につき約15000円くらいです。
更に合格した際には免許発行の手数料、免許税が取られます。