2007年11月24日土曜日

閉塞性と拘束性?

肺の病気(肺疾患)には閉塞性と呼ばれるものと拘束性と呼ばれるものがある。
閉塞性肺疾患は肺への通り道(気管支)がふさがる疾患をまとめたもの。
気管支喘息/慢性気管支炎/肺気腫がある。
「気管支」が付くものは閉塞性だと言うことは直ぐ分かるが肺気腫がなぜ閉塞性なのか?
肺気腫は細かい肺胞がくっついて大きな肺胞になってしまい表面積が減ってしまうのでガス交換能力が低下してしまう病気。
ちなみに急性気管支炎は閉塞性肺疾患ではない。
そもそも気管支は硝子軟骨なので簡単にふさがるのだろうか?
憶測の1つとして気管支の内面が炎症を起して腫れてふさがるということも考えられる。
でも閉塞性肺疾患の特徴として、吸気はできるが呼気ができ難いというのがある。
なぜ呼気だけ機能が低下するのか?



実は、問題になるのは気管支末端の肺胞につながる部分。
さすがに細かい1つ1つの肺胞に開口している部分には硝子軟骨はない。
その部分に張りが無くなると閉じやすくなる。
肺気腫では肺胞がくっついて大きくなるので末端の気管支もそれに合わせてくっついて大きくなり弱くなる。
急性気管支炎は末端の気管支に炎症が出る前の状態なので閉塞性ではないということのようだ。
丁度、ストローの片方をつぶし、つぶした方を口に入れて呼吸をするとの同じ状態になる。
後、笛を吹くときに音が出るが吸うときは出ないのと同じかな?



2007年11月10日土曜日

牛乳への疑惑

一昨年から牛乳寒天を作って食べている。
寒天自体は食物線維だし、カロリーもない。
実はこの牛乳寒天にはいろいろ苦労話がある。
最初に普通の棒状の寒天を使って作っていた。
基本分量は寒天1本(4g)に水500cc。
これをそのまま牛乳に置き換えたら、困ったことに寒天が溶けない。
沸騰すること20分、ようやく5割くらい溶けたかな?っていうところで諦める。
牛乳は吹きこぼれ易いので火力調節が結構大変。
出来あがった物はぼそぼそした感じ。溶けきらない寒天も歯触りが良くない。
確かに蜜豆に入っている寒天も、ちょっと固いように思うが、牛乳ゼリーをイメージしていたのでちょっとがっかりした。
今度は牛乳の量を倍にしてみた。
出来あがったものはプルンとした食感で良い感じだ。でもまだ溶けきらない寒天が所々舌に当たる。
ある日、寒天を買うときに粉寒天が隣にあるのを発見。
これなら行けるかも、と試してみることに。
沸騰した牛乳に粉寒天を少しずつ加えて溶かしてみる。
しかしこれがまた大変。粉寒天が沈まず、牛乳の上に浮いて玉になって溶けにくくなる。
結果、沸騰させて10分、ひたすらかき混ぜる。
ここで粉寒天の説明書をもう一度読み直してみた。
そう、粉寒天は暖める前に入れるのだ。
今度は調子がいい。綺麗に寒天が溶ける。冷蔵庫で固めて食べてみる。
想定外の出来事がおこる。牛乳が白い部分と透明な部分とに分離して固まっている。
寒天が固まるときに濃度の違いで固まる速度が違うようだ。
白い部分は濃密で美味しいが透明な部分は今ひとつ。
でも不思議なのは、今まで分離して固まったことが無いのに何故急に。
最近、牛乳が薄くなった(メーカーで水で薄めている?)との疑惑が頭をよぎる。
そこでもう一工夫。
火を止めてからある程度冷めるまでしばらくかき混ぜてみる。
今度は最高の牛乳寒天ができあがった。
食感も味も最高。
今は、ちょっと蜂蜜を入れたりして、油物を食べる前に食べるようにしている。



2007年11月5日月曜日

背中の神経痛

以前から肩甲間部痛くて息が苦しい。
首の筋にパルス治療をするようになってからかなり痛みは楽になった。
でもまだおかしい。
今度は背中から脇腹に掛けて痛みがあって、少しピリピリする。
以前は首のコリがひどくて良く分からなかったものが楽になった為に分かるようになった。
「これは、もしや」と思って周りの人に聞いてみると「ヘルペスだよ」と言われてしまった。
いわゆる肋間神経痛。症状は全て合っている。去年あたりから背中もかゆい。
仕方がないので病院へ行ってみる。
家の近くにある整形外科。70歳以上と思われる先生がやっている。駅から近くて入院施設もあるような大きい病院だが後継者がいないのか、今は、先生一人でやっていて、入院患者もいない。
レントゲンを撮って診察の結果、胸椎椎体の変形があって、それが肋間神経痛の症状として現れているようだ。
「肋間神経痛と言って言えなくもない。ヘルペスではありません。」という診断。
つまり「胸椎症?」。
一応、消炎剤と湿疹の薬を帰ってきた。