先週の日曜日の出来事。
うちの奥さんが夕食のしているときに大根やキュウリを薄く切るときに使うスライサーで指を切ってしまった。
普段はスライスも包丁を使っているのだか、そのはたまたま買ったばかりのスライサーを使っての事故。
右の中指の先端の爪側が3mm位無くなっている。爪の一部が削がれていてその下の皮下組織も削られている。
血が結構出ていた。普通でも爪の間に異物が挟まるとかなり痛いのだからかなり痛かっただろう。
とりあえずティッシュで押さえて、直ぐに太乙膏を塗ってみた。今までは刺絡をした後に塗ったことはあったが大きな傷に使うのは初めて。普通の傷薬の方が良いかな?と一瞬迷ったが、取り合えず塗ってみる。
すると直ぐに痛みが引いたようだ。更に出血も止まった。
一応、軟膏だが冷えて固まったラードの様な感じなので、置くと言うようなイメージで塗る。
この油を置くような感じが傷口の蓋になって止血に役立ったのかもしれない。
バンドエイドを探してその上に貼っておく。
それから2~3日後、無くなった皮下組織に皮膚が再生して、赤く見えていた皮下組織が肌色に変わってきている。
切り傷だったら組織がくっつけば治りも早いかもしれないが、組織が削られて無くなっている状態からの治癒の早さに驚いた。
そして昨日(土曜日)から、バンドエイドも薬も塗らず普通に生活している。
完治するまで1週間掛かっていない。ただ、爪は伸びるまで待つしかないが。
以前、太乙膏の話を聞いたとき、「本当にそんなに効くの?」と疑いの眼で見ていたが、この現実をみると「素晴らしい」と感心するしかない。
太乙膏の詳しい話は過去のブログを参照してね。
残念ながら太乙膏は普通の薬局では売っていない。
秋から年末に掛けて入手する機会があるので「私も使ってみたい」と思う人は今のうちに私に声を掛けましょう。
この機会を逃すと1年後になります。
ちなみに今回、太乙膏以外にも大活躍役した物がある。なんと鍼の刺鍼時に使用する指サック。何かする時の指の保護にぴったりでした。