今週月曜日から目が見えにくい。字は普通に読めるけど歩くとふらふらする。試しに片足立ちしてみたが特に問題はない。ロンベルグ徴候陰性、脳ではなく目の問題のようだ。最初は何故見えにくいのか良く分からなかったが物が二重に見えることに気がついた。試しに片目ずつ閉じてみる。やはり片方の目だけ傾いて見える。両方の目で見ると襷がけのようにダブって見えるのである。
月曜日病院へ行くと審査前に視力検査、そして診察。結局、眼球には異常がないので総合病院の紹介状を書いてもらった。その日の内にはもらえず次の日にもらことになる。
次の日火曜日は診察も無しで紹介状をもらって終わり、紹介先の先生は明日しか来ないと言うことで次の日に総合病院へ行くことに。
水曜日総合病院へ行く。この病院は脳梗塞の時に入院した病院。病院へ来てから検査が始まるまで2時間以上、お決まりの型通りの視力検査、そこから更に30分後診察が始まる。「又脳梗塞でしょう」ということでCTを撮って再び診察「やっぱり写りませんね」ということで、結局過去の往診歴から「脳梗塞で上斜筋の滑車神経の辺りの神経が駄目になったようです」ということで処置は無し。なった物は仕方がないそうだ。MRI検査もなく投薬は愚か治療は一切無し、「両目で見ると見えにくいのであれば眼帯でもしてください」と言われ眼帯をくれた。
「一ヶ月後に又来てください」で終わり、帰り際に看護師さんから「一ヶ月後に検査するから」検査の予約票をもらった。日時をみて都合が悪かったので代えてもらうようにお願いしたところ、検査の予約が一杯で代えられないとのこと。診察の時に検査の事は何も言っていなかったので後で調べてみたら「視野」の検査だった。治療の為に検査するのだったら分かるが一ヶ月後に何のために「視野」の検査をするかは良く分からない。検査のための検査?
その後、他の病院にも行ってみたが診察前のお決きまりの視力検査、そして「大きい病院でそう言われたならそうでしょう。他の病院の紹介状を書いても意味ない」とのこと。本当に脳梗塞かどうか調べるくらいはどっかしてくれるところがあっても良いように思うのだが現実にはそうゆう病院は無いようだ。「直せないんだから検査しても仕方がない」といった感じ。
結局、ひらがなを読む視力検査だけを3回やって終わった今回の出来事だった。
最近、TV番組で「苦労して沢山の病院を回って良いお医者さんに巡り会えて助かった」という番組をやっているが、そうしないといけない時代なんだなとつくづく感じる。
でも、昨日辺りから少しずつ回復しているような気がする。末梢神経の一時的な虚血だったのかもしれない。まだ、両目を開けて外を歩くのはちょっと辛いが。