2017年10月3日火曜日

エッセンシャルオイル家庭医学事典と小瓶&小物

アロマオイルに興味を持っている人も多いと思います。
こんな本を見つけました。

エッセンシャルオイル家庭医学事典


厚さが3cmくらいある本です。
一般的にアロマオイルと言われる精油ですがこの本では生薬に近いアプローチで書かれています。
アロマオイルは
 香りの効果作用
を主体としていますが、この本は
 飲む/塗る/香る
についての使い方が詳細に書かれています。
一般に売られているアロマオイルでは香り以外の使用を考慮されていないので、メーカーがエッセンシャルオイルを飲む/塗るを保証していることが必須条件になります。

この本では症状別の具体的な使用法など書いてあります。
飲めるのもや塗れるものなども記載されています。

例えば、「グローブはゴキブリ避けに有効」 なんてことも書いてあります。

購入は
 http://www.nhs-pub.jp/
更にこちらのサイトでは以下のものも販売しています。
 1ml~ 小分けビン(セット販売)
 5g~ クリームジャー(5個セット)
 3ml~ ロールオン・ボトル(ブラックキャップ)
 岐阜東濃ひのきブロック
購入したものを小分けしてシェアできます。
ひのきブロックはオイルを染み込ませて天然ディフューザーとして使用します。


オイルは結構匂いが強いものが多いです。(当然ですが)
でもちょっとした工夫でお手軽に使えるようになります。
その方法は水で薄めるのです。
私は思いつきませんでした。
なぜなら油は水に混ざらないからです。
でも100均のスプレーボトルに水とオイルを入れて
使用直前にシェイクします。
香りを薄めたスプレーで、面倒なディフューザー無にお手軽に使えます。
この方法はエッセンシャルオイルに詳しい方に教えていただきました。

今度は注意点です。
エッセンシャルオイルには毒性の強いものもあります。
例えばウィンターグリーン(サリチル酸メチル)、トクホンなど湿布薬に使われていますが飲んでは駄目です。
直接塗る場合も、肌が弱い人は薄めて問題ないことを確認してください。

2017年10月2日月曜日

airPodsはSCMS-T非対応でもMediaLinkPlayerforDTVはOK

先日、apple の airPods を購入しました。
発売されてから約1年、購入に不安を覚えながらの購入です。
踏み切れなかった理由は著作権保護機能にあります。

airPods はBluetoothという方式で通信しています。
日本独自規格として 著作権保護(SCMS-T)があります。
ソフトによっては音が聞こえないのでは?という不安がありました。
ガラケー時代は、SCMS-Tに対応していないBluetoothヘッドセットは音楽やワンセグの音声が聞けませんでした。

実際に使用してみて不安は解消しました。
全ての音声が問題なく再生されます。
私と同じように不安を感じている方のために動作確認済みの
使用しているソフトをご紹介します。

・Media Link Player for DTV
・Video & TV SideView
・Panasonic Media Access
・DiXiM Digital TV for iOS
・YouTube

もともと、海外製のスマホやタブレットが日本独自規格を実装しているわけがないのかもしれません。



録画ビデオを持ち出し通勤時に見る、以下が最強の組み合わせです。
 Media Link Player for DTV  +  airPods
私は DIGA(ディーガ) で[持ち出し][ネットワーク出力]で使用しています。
チャプタースキップ 1.5倍速音声付き再生もOKです。

実は映像出力はついては以下の方法では著作権保護で出力できなかったことがありました。
・AirPlay
・Miracast
こちらは世界仕様みたいですね。

airPods の特質すべきは着脱です。
ケースから取り出して耳に装着/外して収納。
パワーオン/オフをする必要もありません。
[airPods を探す機能]で最後にケースにしまった場所がわかります。
ケースにしまっていない場合は airPods を大きな音で鳴らすこともできます。

airPods はsiriによる音声操作が基本です。(ロック中も使用可能にしておく)
良く使用する音声コマンド紹介します。(スペースの部分は一呼吸置いてください)
 ・前の曲
 ・次の曲
 ・音 上げ
 ・音 下げ
最も音量は本体物理ボタンなので手探りでも不便はありませんし、
曲送りも左右で別々にダブルタップの設定ができるので、それで十分な気がします。

後は、耳から落ちないか?ということですが普通に使っていれば階段を駆け下りても落ちる気配はありません。横に寝そべっても大丈夫でした。
注意しなければならないのは服を脱ぐときなどairPodsを下から上に引っ掛けてしまった時です。ほぼ確実にはずれます。

SCMS-T対応で近い商品に、こんな商品があります。
実はairPodsを使う前にこれを使っていました。
価格は1/3くらい、ガラケーでワンセグなどを聞く場合はこちらの方がよいでしょう。
片耳使用もOKです。

400-BTSH004



耳へのフィット感、音の遅延の少なさは airPods のほうが上です。
(airPodsの音の遅延は、ゲームなどでも違和感を感じません)
外出先での取り出し/収納に力を入れる必要があり、オンオフもボタン長押しでちょっと面倒だったりします。
ボリュームの物理ボタンが付いているのでその点は○です。
価格は airPods の1/3です。

2017年10月1日日曜日

regza動画再生機能とvob

古いTV(VHS)で撮りためた動画(DVD/動画ファイル)を手軽に見たい。
と思うことはよくあります。
動画再生機能がTVにあったのでちょっと使ってみようと思いました。
しかし、かなり制限がきつくて通常の動画再生ファイルはほとんど再生できません。

テレビ: regza 40v30
操作:   サブメニュー -> 動画再生

もともとは地デジの録画をネットワーク経由で見るための機能のようです。
(東芝の場合はレグザリンク)
何十回と失敗した結果、やっと再生可能な動画の作成方法が判明しました。
他の人で同じような苦労をされているような記事をネット見かけるので私の方法を公開します。

まず、動画再生可能なファイルの仕様はTVの説明書に記載されています。
しかし、書かれていない部分で決まりごとが多いようでこれだけでは再生できる動画は作れません。
いつも使っている HandBrake で変換できれば使いやすいのですが、ネット上の情報を試してみましたが全滅でした。
HandBrake はバージョンによって同じパラメータで変換しても出来上がるファイルが異なるため、ネットの情報では
 ・HandBrake のバージョン
 ・regza の機種
が一致していないと正しく変換/再生ができないようです。

今回はHandBrakeを諦め、以下の方法で再生できることが確認できました。
・通常の動画ファイルを FFmpeg を使用してvobファイルを作成する
・DVDのファイル(.vob)を 結合/圧縮/結合/タイムスタンプ補正 する

実際に作成したファイルを再生して1つがっかりしたことがあります。
それはレジューム機能が使えません。つまり途中で再生を止めると次に再生するときは先頭からの再生なります。

具体的な方法は以下ようにします。

・FFmpeg
以下のパラメータで実行します。最終的にできたファイルの拡張子は .vob です。

 ffmpeg -i コピー元ファイル(拡張子付) -target ntsc-dvd コピー先ファイル.vob

FFmpegは以下のサイトからダウンロードできます。
 https://www.ffmpeg.org/download.html

・DVDのファイル(.vob)
まず複数のvobファイルを一本に結合します。
(通常vobファイルはDVDの規格で1GB以内で分割されています。)
DOSのcopyコマンドを使用します。
しかしこれだけでは時間が正しく設定されないファイルができる場合あるため、その後ツールを使って時間を正しくします。

copyコマンドこんな感じで使います。
 copy /b VTS_01_1.vob+VTS_01_1.vob+VTS_01_n.vob 出力ファイル.vob

(VTS_01_0.VOBはメニュー背景なので除きます VTS_01_n.vobは必要な数だけ順に追加してください)

時間補正はしなくても正常に再生できる場合、以下は不要です。
時間補正ツールは
 DVDVob2Mpg
 http://www.dvdvobtompg.com/
を使用します。

大きすぎて再生できない場合は、圧縮してサイズを小さくします。
圧縮ツールは
 AmoK DVD Shrinker
 http://www.amok.am/en/freeware/amok_dvd_shrinker/download/
を使用します。
これは間引き方式で再圧縮をしないため画質の劣化が抑えられます。

上記に 結合と圧縮 は以下のソフトで1回でできます。
 dvd shrink

この場合は
[編集]
[各種設定]
[設定タグ]
[出力ファイル][VOBファイルを1GB単位で分割する]
のチェックを外します。
そうすると結合と圧縮が1発でできます。
ここで作成したvobファイルで時間補正が必要であれば時間補正をしてください。
dvd shrink はかなり昔に開発が終了し、ネット上でもあまり見かけなくなりました。
このソフトを使用しようと思っていて、今持っていない人は、ダウンロード時にウイルスに注意してください。
ウイルス付きファイルも見受けられるようなので、近くに持っている人がいればそれを分けてもらうようにしてください。