2008年6月16日月曜日

ゴマ油灸

突然手に激痛が走る。
左手の甲にやけどの後があったが突然痛み出した。
なぜ急に、っと思うと水ぶくれがあってそれが破けたのだ。
水ぶくれは必要なんですね。
鍼で突付いて割ってはいけません。
ここで登場するのが太乙膏。直ぐに痛みが無くなるから不思議。



じゃ、何故火傷ができたかと言うと、私の治療を受けている人がゴマ油灸をリクエストするのでそれをやったからだ。
ゴマ油灸?
知らない人が多いかもしれないので簡単に説明するとゴマ油を小さな石でできたハンマーのような物に付け、ろうそくで炮って皮膚にお灸をするというもの。
艾を捻る簡単に連続でお灸ができる。ゴマ油も体には良いし。
でもこれが難しいのだ。ろうそくで炮りすぎると火傷するくらい暑い。
油を火にかけるのだから当然の結果。程よい熱さに調整するのが難しいし皮膚に押し付けていると直ぐに冷めてしまう。
その火加減と接触させる時間が良く分からない。
結果、自分なりのやり方として、自分の手の甲で熱さを確認して相手の皮膚に押し付ける。すると手の甲に火傷をする。
後半はだんだん感覚が分かってきたがそれまでが大変。
多分、他人からリクエストされても水ぶくれしても良いという人にしかやりません。



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