2007年12月24日月曜日

井穴刺絡・頭部刺絡研究会

  先日、刺絡の研究会に行ってきました。
浅見鉄男先生の研究会で、井穴・頭部の刺絡を行います。
浅見先生は93歳というお歳。それでも研究会に出席されるのはすごいです。
知り合いの先生から、「是非一度お会いした方が良い」と強い勧めもあり出席させて頂きました。
刺絡に関しては「治療に非常に有効」と多くの人が言う反面、血を抜くことに対して敬遠される方も多いようです。
一般的には道具を使って吸引し、多くの血を取るようなことが無ければ問題ないようです。



通常の刺絡は何度か見たことも受けたこともありましたが、今回、頭部の刺絡は初めて見ました。
「こう言うやり方もあるんだ」とちょっとビックリです。
やり方に関しては真似してやる人がいると困るので書きません。



後、今回のお話の中で「ほー」と思ったのは「80%効果が出てたらそこで治療はやめます」と言うところです。
多くの経験からそれ以上治療を続けるとかえって悪くなることが多いそうです。
これは、それ以上治療を続けると体が元に戻ろうとする力(悪くなる力)が強くなり、その反動だろうと言っていました。



その他にも、治療頻度、出血量や出血方法のポイント、など幾つか刺絡のポイントについて教えて頂きました。



今回参加された方の中に「治療ポイントに手術の後(頭部)があるために私の刺絡では治療できません」と断られた方がいらしたようです。
現代医学ではない治療法の中には「何でも(癌でも)治ります療法」をよく見かけますが、きちんと出来ること出来ないことがある治療法は信頼性があるように感じました。



最後に浅見鉄男先生の本にサインを頂き握手、そして一緒に記念撮影をしてその場を後にしました。 P071224_1P071224_2



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