YAHOOオークションはYAHOOが運営しています。
(当たり前ですが)
オークションには
・出店者
・落札者(入札者)
がいます。
基本パターンとしては
出店者が
・商品の説明
・価格(最低落札価格や即決落札価格も有料オプションで設定可能)
・商品写真(3枚まで)
・送料の負担者(通常は落札者負担)
・入札終了年月日時間
を決め公開します。
入札者が
・金額を提示して入札します。
・現在提示されている価格より高く入札しなければいけません。
入札終了時の最終入札者が落札者となります。
即決価格が提示されていればその価格を入札した時点で落札者となります。
出店者と入札者はIDのみでやり取りされ、名前や住所は公開されません。
落札されて初めて出店者と入札者が個人情報を公開します。
これは商品の支払い/発送に必要だからです。
ただし、YAHOOオークションでは以下のサービスが用意されています。
・受取後決済サービス
・匿名取引サービス
どちらもジャパンネットバンキングが仲介して出店者と落札者を保護します。
・受取後決済サービス
落札者 -> ジャパンネットバンキングに代金振込
ジャパンネットバンキング -> 出店者に代金振込有通知
ジャパンネットバンキング -> 出店者に宅配送り状を送付
出店者 -> 宅配送り状を使用して商品を落札者に発送
宅配業者から配達完了通知 -> ジャパンネットバンキング
ジャパンネットバンキング -> 出店者に代金振込
・匿名取引サービス
基本的には受取後決済サービスの匿名版です。
宅配送り状にコードが書かれていて実際の氏名や住所が書かれていません。
お互いに住所氏名を教えなくても取引ができます。
(お互いの市町村まで書かれています。これは配送料が距離によって変わるからです)
ここで気になるのは「相手がわからないのに取引するのは心配」ということでしょう。
これは心配いりません。
ジャパンネットバンキングが信用した出店者ということで、何かあればジャパンネットバンキングが情報公開してくれます。
当然口座開設時にもいろいろチェックがあります。
もともと落札者はこんなことをしなくても匿名にできます。
機械で振り込んで送付先を私書箱などにすれば相手にはわかりません。
匿名取引は出店者保護のためにあります。
これらの取引でちょっと面倒なこともあります。
支払いはジャパンネットバンキングへの振込みのみになります。
(落札者はジャパンネットバンキングの口座開設は不要)
当然クレジットカードでの支払いも不可になります。
宅配便も「ヤマト運輸」「ゆうパック」に限定されます。
出店者にとっては落札者が支払う振込み手数料/送料を安くできないので不利な点が出てきます。
実際に落札価格より手数料/送料のほうが高いということがよくあります。